• 気にすることないよ。子どもたちが安心して飲める健康なお乳を出してくれる。それが一番大事なんだから。日本のお母さん牛の大半は、牛舎につながれたまま高カロリーの濃厚飼料ばかり食べさせられて、大量のお乳を無理矢理搾り取られている。ストレスいっぱいの不健康な状態で絞ったお乳が、安全でおいしいはずないよ。

  • 乳量を増やそうとこればかり食べていたら、お母さん牛のからだに負担がかかってしまうんだ。主食は粗飼料と呼ばれる牧草で、濃厚飼料は副食でなくちゃいけない。おまけに、うちのように畑でとれた穀物で手作りするんじゃなくて、GM(遺伝子組み換え)の輸入飼料に頼っているのも大問題!農薬をまく手間を省くために、GM 作物のなかに殺虫成分が入っているんだ。それを害虫が食べると死ぬのだから牛や人間の健康にもどうだか?

     

     

    だから、みんなから、安心して飲める“しあわせな味” って呼ばれるのかもしれないね。冷たくても、温めても、カフェオレやミルクティーにしてもおいしいんだよ。

  • 幕別町忠類地区の5 人が「放牧畜産実践牧場」の生産者の牧場に認定されて、「よつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳」が生まれたんだよ。でも、それには、アニマルウェルフェアにかなったお母さん牛にやさしい基準を満たさなきゃいけないんだ。

     

     

    大量生産・大量消費の時代になって、牛や豚、鶏などがいつのまにか「生きもの」ではなく、食品を作り出す「機械」扱いされ、畜産現場も工場のようになってしまったんだ。効率ばかり優先し、動物たちのいのちを粗末にした結果、蔓延したのがBSE や鶏インフルエンザなど人体にも影響を及ぼす病気だった。そうしたことへの反省から、EU のなかで「肉を食べる、乳や卵を利用する家畜だからこそ、生きている間の苦痛やストレスはできるだけ減らし、しあわせに生きられるように配慮しよう」という動きが広がっているんだよ。

  • わしもお母さん牛も豚も鶏も、同じ地球に生きる仲間なんだから、食物連鎖のなかで大事ないのちをいただくことに感謝
    し、敬意を払い、大切にしなければいけない。お母さん牛たちのしあわせそうな顔を見るたびに、わしは、心からそう思うんだ。

  • 35 年くらい前になるかなあ。

    怖い牛乳があったんだ。
    常温で3ヵ月も保存できるLL 牛乳(ロングライフ牛乳)。

    130℃~150℃以上で滅菌するから栄養価もなく、

    人体に害すらあるといわれたとんでもないシロモノだった。
    この頃にはもう「食の荒廃」が始まっていて、食べ物の形をしているけれど食べ物ではない、そんなものがあふれていたんだ。

  •  

    「子どもたちに、こんな危ない牛乳は飲ませられない!」。
    わしは立ち上がった。殺菌温度をさげて栄養価のある
    牛乳をつくり、さらに生のミルクに近い
    ノンホモも完成させた。次はエサだ。
    NON-GMO(非遺伝子組み換え)飼料を確保してやれやれと
    思っていたら、それがなくなるという。
    それで国産自給飼料を皆で協力してつくることにした。

  • よつ葉の仲間たちも本当によく頑張ってくれた。

    「よつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳」は、わしらの最終目標だった
    「アニマルウェルフェアを実現させた放牧酪農牛乳」。
    最高品質の牛乳をみんなのもとに届けられるようになって、
    うれしくて、うれしくて・・・・。わしは本当にしあわせだ。
    お母さん牛たちのおかげだよ。

  •  

     

  • 1987年
    低温度殺菌牛乳

    低温度(72℃15秒)で殺菌することで牛乳の栄養価を保持し、生きた乳酸菌をからだに取り込むことができ、カルシウムの吸収効率も優れた牛乳です。

    1992年
    ノンホモ牛乳

    ノンホモ牛乳は、より生乳に近い牛乳で、脂肪球を細かく砕いて均質化するホモジナイズ処理をしていません。このホモジナイズ処理により、心臓病の原因物質を発生させるといわれています。

    1999年
    NON_GMO(非遺伝子組み換え)牛乳

    GM(遺伝子組み換え)作物は作物のなかに殺虫成分が含まれ、虫がそれを食べると死ぬようにできています。GM食品を食べることでアレルギーの発生や発がんリスクが高まるなど安全性に対する懸念があります。

    2009年

    自給飼料向上型牛乳

    国産飼料の自給をめざす20人の酪農家を指定(現在17人)。酪農家自ら安全な飼料をつくり、愛情込めてお母さん牛に給餌します。

    2014年
    放牧酪農牛乳

    アニマルウェルフェア(動物福祉)を追及した放牧酪農牛乳。健康なお母さん牛から健康で、安全な牛乳がつくられます。しあわせな味は本当においしい。

  •  

    やっと、時代がボクらに追いついた!
    よつ葉放牧生産者指定ノンホモ牛乳 5人の指定酪農家
    乳牛の健康と環境を大切にし、責任と誇りを持って、毎日の仕事に真剣勝負で取り組んでいます。

  • 石黒牧場
    石黒和彦さん


    私たちの牛乳を飲んでくれる人がいることに喜びを感じます。放牧による自家産、あるいは国産飼料の良い草を与え優しい気持ちで牛たちに接しています。

    坂井牧場
    坂井孝禎さん


    子どもの姿を身近に感じながら、健やかに育てられる環境として選んだ酪農の道。言葉にできない様々な苦労もみなさんに飲んでいただくことで報われます。

    高野牧場
    高野英一さん


    放牧は何より牛たちを健康にしてくれます。牛が健康だと結果もついてくる。これが、長年の牧場経営でたどりついた私の結論です。

    内藤牧場
    内藤康広さん


    農業はやはり環境を守っていくものでありたい。日本の農業はみな同じく進歩し続けていますが、あえて立ち止まることも大切だと思っています。

    大和牧場
    大和章二さん

     

    忠類市街を一望できる小高い場所で、父より酪農業を引き継いで早10数年。飼料の自給率を高め、できるだけ純国産に近い牛乳づくりを目指しています。

  • ●1日あたりの出荷乳量/ 1,200kg
    ●飼育総頭数/90頭
    ●耕地面積/40ha

    ●1日あたりの出荷乳量/ 750kg
    ●飼育総頭数/ 70頭
    ●耕地面積/ 43ha

    ●1日あたりの出荷乳量/ 1,000kg
    ●飼育総頭数/80頭
    ●耕地面積/64ha

    ●1日あたりの出荷乳量/ 1,000kg
    ●飼育総頭数/ 72頭
    ●耕地面積/ 57ha

    ●1日あたりの出荷乳量/ 1,200kg
    ●飼育総頭数/ 100頭
    ●耕地面積/ 60ha

  •  

     

    サイト内の記述、画像、写真の無断転載・転用を禁止します。