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    「源流米」を通していのち、自然、暮らしを考える

    いのちの水である吉野川を守ろうと、約25年前、コープ自然派の前身である共同購入会の人たちが上流域の農家と協力として生まれたのが「源流米」です。山を守り、水を守ることが、いのちの循環を再生します。

     

    厳しい環境がおいしいお米をつくる

    清涼な空気、昼夜の寒暖差、そして吉野川の源流域から引いた飲めるほどきれいな清水に育まれた米の美味しさは、高知県のなかでもトップクラスの評価を受けています。

     

    畜産とも連携した循環型農業

    土佐町は土佐赤牛に代表される畜産の町でもあります。町には堆肥センターがあり、その堆肥を田んぼに戻し、稲刈り後のワラは牛舎に返すという循環型農業が実践されています。

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    四国の真ん中、高知県土佐町を中心にしたれいほく地域は、はるか向こうに四国山地を見渡すことができ、そのスケール感と稲の生長に合わせて四季折々に変化していく棚田の風景は、未来に残しておきたい日本の原風景です。

     

    標高500m前後の源流米の棚田は四国一の大河である吉野川の最上流域となり、ここより上流になると山が険しくて田んぼが作れません。

     

    大正2年、山間の田んぼに水を引くために、吉野川へ注ぐ水量豊富な鍋割谷から大水路「大正井」作りが始まりました。12年かけて人力でつくられた山間水路は、今も豊かな米の実りを支え続けています。

     

     

    用水取水口の鍋割谷。この源流域の清らかな水が

    山間水路「大正井」を流れて田んぼを潤します。

     

     

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     地元の堆肥センターで作られる堆肥

     は品質がしっかりしていて、ほぼ全

     量地元の田んぼや畑に還元されま

     。育った稲のワラは畜舎で使われ、

     環型農業が実践されています。種

     モミはすべて温湯消毒。農薬は使い

     せん。源流米はポット苗の露地育

     苗。早くから外気に慣らして鍛える

     ことで病害虫に負けない強い稲にな

     ります。

     

     

     

     

     

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      荒起こしの後、5月には源流米の棚

     田のに水が張られます。月夜には棚

     田の一枚一枚に月が映って美しい。

     吉野川の源流域から引いた飲めるく

     らいきれいな水で稲が育ちます。5

     月中旬から田植えが始まります。ポ

     ット苗なので田植え時の根痛みもな

     く、スムーズに根がはります。

     

     使用する農薬は本田での除草剤1回

     のみ(減農薬栽培の場合。無農薬栽

     培分は除草剤も不使用)。殺菌剤や

     殺虫剤も使用しないので、カエルや

     イモリなどもたくさん見かけます。

     病害虫予防として強いイネを作ると

     ともに月1回の草刈りを行っていま

     すが、平場と違って斜面に広がる棚

     田の草刈りはかなりの重労働です。

     

     

     

     

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     「お米を食べてくれる人がいるから

     来年も米を作ることができる」源流

     米の棚田の美しい風景を守っている

     のは、実際の栽培と管理作業を担っ

     ている生産者の力だけではありませ

     ん。その源流米を食べてくれる人た

     ちも、源流米の棚田の維持管理の大

     きな担い手です。

     

     

     

     

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    源流米の棚田の風景は私たちの誇りです

    水が張られた春の田んぼ、稲が生長するにつれて緑が濃くなっていく夏の田んぼ、そして出穂・登熟が進んで黄金色に変わっていく秋の田んぼ、収穫後の稲の株跡に雪が積もった冬の田んぼと、四季を通して美しいです。

     

    またきれいな水のおかげで美味しいお米が育つだけでなく、トノサマガエルやコオイムシなど、小さな生き物も田んぼでたくさん生きています。 この風景と生き物たちの生命を守るためにも、私たちはこれからも米を作り続けます。

     

     

     

     

     

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